「腰を反らせると痛い、もしかして、腰椎すべり症？」
「子どもが急に腰を痛めた。すべり症じゃないか心配」
「腰椎すべり症でやってはいけないことって？」
腰椎すべり症は10代から中高年まで幅広い年齢で発症しやすく、放っておくとその他の疾患に繋がる可能性もあります。
そこでこの記事では、すべり症ってどんな疾患？という基本的な事から、原因や治療法をまとめています。
さらには症状のセルフチェックや根本改善に必要なことも記載していますので、あなたの痛みの軽減やすべり症完治に少しでもお役に立てたら幸いです。
この記事の監修者
ノゾミグループ代表 氏原 大貴
理学療法士など５つの資格・認定を習得。業界を10年以上を経験し、「のぞみ整体院」を開院。「通い続ける整体院」ではなく、根本改善を目的とした施術が評判となり、年間１万人以上が来院。そのうち、根本改善し卒業する方が91.7%と、「自分で自分のカラダの不調を改善する」ことができるようになったという喜びの声が多く寄せられている。
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痛みがどんどん無くなっていきました。
今では元気に畑仕事をしています！
（70代男性/効果には個人差があります）
武蔵小金井のぞみ整体院
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すべり症とは？２種類の疾患や原因をチェック
すべり症とは、積み木のように連なっている腰椎が前方へ滑り出してしまう疾患です。
腰椎すべり症は、以下の２種類に分けれらます。
- 変形すべり症：背骨や椎間板などの変性で発症
- 分離すべり症：背骨の本体「椎体」と関節を構成する「椎弓」が分離して発症
分離すべり症は、10歳代でかつスポーツをしている子どもに起こりやすく、スポーツ選手では30〜40%の人が分離症になっているというデータもあるほどです。（参照：「腰椎変性すべり症」｜日本整形外科学会 症状・病気をしらべる）
一方、変形すべり症は加齢によって発症するケースが多数。
年齢を重ねるごとに椎間板や関節、靭帯など腰椎を固定している組織が変性を起こしやすくなり、それによってズレが生じてしまうことがあるからです。
症状が進むと、さらに神経が圧迫され「脊柱管狭窄症（せきちゅうかんきょうさくしょう）」も併発しやすいのも特徴です。
すべり症の症状セルフチェック
腰椎すべり症の症状チェックリスト
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腰を反らせると痛い
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腰を丸めると楽になる
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お尻や太もも、脚にも痛みやしびれが出ている
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歩行中に脚足に痛みやしびれが出て、休憩が必要
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腰を反らせると痛みやしびれが出る
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激しいスポーツをしている
すべり症の症状の特徴として、腰を反らせたときに痛くなる一方、丸めたときに楽になるということが挙げられます。
逆に、腰を丸めたときや前かがみの姿勢になった時に痛くなる場合は、「椎間板ヘルニア」の可能性も。不安な方はこちらの記事も参考にしてみてください。
あなたの椎間板ヘルニアが治らない３つの理由ー早く治すために見直すべきことー
また、すべり症の症状の特徴として、少し歩くと足が重だるくなり、座って休憩しないと歩けないような状態になってしまう、「間欠性跛行（かんけつせいはこう）」も挙げられます。
症状が進行すると、神経が圧迫され、腰の痛みだけではなく、お尻や脚のしびれ、排尿障害などが出現してしまうため、早めの対処がカギとなります。
ストレッチもNG？腰椎すべり症の方が絶対にやってはいけないこと
すべり症の症状に心当たりのある方は、まずは病院や治療院へ行き、診断と適切な治療をしてもらうことが大切です。
日常生活では、以下のことに気をつけて生活しましょう。
腰椎すべり症かな？と思ったらやってはいけないこと
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長時間の座りっぱなし
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あぐらで座る
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中腰や腰を反らした状態での作業
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荷物の持ち上げ、運搬
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過度な運動（動かなすぎもＮＧ）
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負担のかかるストレッチ
特に、ストレッチは注意が必要です。
腰を反らすストレッチは絶対にやめましょう。
すべり症の方が腰を反らすと、腰椎が前方に押し出されてしまい、症状が悪化する原因になります。
また、ストレッチポールやテニスボールを腰に当ててほぐすなども禁忌次項です。
一点に圧力が集中してしまい、痛みがひどくなることも。
床に座った状態で、足と手を前方に伸ばす前屈や、椅子に座った状態で背中を丸めるストレッチなど負担のかからない動作を行いましょう。（痛みやしびれを感じた場合はすぐにやめてください）
また、辛くならない程度の軽い散歩など適度な運動も効果的です。
すべり症の治療
すべり症と診断されたら、病院ではどのような治療を行うのでしょうか。確認していきましょう。
すべり症の治療① 保存療法
すべり症の治療ではまず、「保存療法」を行います。保存療法とは、以下のような治療のことです。
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鎮痛剤の処方
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コルセット装着
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ブロック注射
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リハビリ
コルセットで腰をサポートすることで、負担を軽くします。
さらに、ブロック注射や鎮痛剤で痛みやしびれの軽減も行いますので、治療前より楽に過ごせるようになる方も。
リハビリでは、背中まわりのストレッチや軽い筋力訓練などを行います。
治療中は症状は落ち着きますが「治療をやめるとまた痛みが出てくる」「鎮痛剤が効かなくなってきた」などのお悩みも良く耳にします。
痛みには対処できますが、根本の改善にはなりにくく、完治は難しいと考えられます。
すべり症の治療② 手術療法
保存療法でもなかなか症状が改善されず、痛みやしびれが強くなってしまう方もいらっしゃいます。さらに進行し、感覚がなくなり排尿障害などが出現してきた場合は手術も検討されます。
さまざまな手術方法がありますが、大きく２つに分けることができます。
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腰椎後方除圧術：神経を圧迫している椎弓などの一部を除く
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固定手術：医療器具を使って脊椎を固定する
腰椎後方除圧術は内視鏡を使用してできる場合もあるため、比較的入院期間も短く、身体の負担が少ないケースも。
その分、椎骨が非常に不安定な方など症状が重い場合は手術適応外になることがあります。
一方、固定手術は一ヶ月ほどの入院が必要となりますが、重度のすべり症で、痛みが非常に激しい方でも適応でき、回復が見込めるメリットがあります。
手術を行うかどうかということやその方法の選択は、状態によって大きく異なりますので、専門医とよく相談して決めましょう。
根本からアプローチできる、メスを使わないすべり症の治療をしませんか
「せっかく治療を頑張るなら、完治を目指したい」
「保存療法を続けていても、なかなか良くならない」
「手術しかないと言われた」
最短で治すためには、根本的な原因を的確に洗い出してくれる「カウンセリング」「検査」を丁寧に行ってくれる病院や治療院を選ぶことが重要です。
もちろん日常生活で安静にしたり、ストレッチや痛み止めや注射で少しでも症状を和らげたりすることは大切です。
しかし、根本から早く治すのであれば、治療で原因を突き止め、自分自身で以下のことが分かるようになるのがベストでしょう。
すべり症を
早く治すために知るべきこと
- なぜすべり症になってしまったのか
- どの筋肉を緩めると楽になるのか
- 痛みの出ない正しい姿勢がわかり、自分でその姿勢に直せる
これらを知った上で、ご自身に合った対処をしていくことが完治への近道となります。
腰のしびれで痛みでお悩みなら 武蔵小金井「のぞみ整体院」へ
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「武蔵小金井のぞみ整体院」
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「すべり症かもしれない」
「他院で治療をしているけど、なかなかよくならない」
とお悩みの方はぜひ武蔵小金井「のぞみ整体院」へ一度ご相談にいらしてください。
当院が最も大切にしていることは、長く通っていただくことではありません。なるべく少ない回数で的確な治療を行い、「完璧に良くなって早く卒業をしてもらうこと」です。
事実、当院では91.7%の方が10回以内に良くなり、卒業されています（個人差があります）。
不安や悩みがあればぜひ一緒に解決していきたいと思っておりますので、お気軽に相談にいらしてくださいね。
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